法人概要

理事長「花崎みさを」挨拶

 1981年よりアジアの子どもたちの里親として「家族」を創り、その後1985年に日本の子もアジアの子も共に住むことを通して、偏見のない広い視野を持つ子どもを育てたいと考えて、種々な事情で親や家族と暮らせない日本やアジアの子どもたちが共に仲間として暮らすことができる「家」づくりを意図して、児童養護施設「野の花の家」を作りました。

 そして、その時々の必要に駆られて、アジア人母子のシェルター(現「FAHこすもす」)、地域の相談機関として児童家庭支援センター「ファミリセンターヴィオラ」、ショートステイや学童保育、自立援助ホーム「坂梨ホーム」や児童発達支援事業所「結」を開設運営してきました。

 人は誰も「愛されている」という実感なしには生きていくことができません。虐待や病気、離婚、貧困そしてDV被害や育児不安・放棄など、様々な理由で親や家族関係が壊れてしまい、「愛情や支援を求めている」子どもたちや母子が増加している社会現象の中で、彼らを受け止め、謙虚に寄り添い支え、共に歩んでいく人や機関の必要性が高まっています。また、地域にはまだ人知れず壊れかけた家の中で、もがいている子どもたちや母子たちがたくさんいます。社会的養護下にある私たちの子どもたちも含めて、皆さんと共に少しずつでも「幸せな家族」を作るお手伝いをしていきたいと考えております。

 

 

社会福祉法人一粒会のこれまで

昭和59年5月 社会福祉法人一粒会設立

 

昭和60年4月 児童養護施設「野の花の家」開園

        多様社会、国際化社会にも対応可能な施設としての機能を有すること、

集合的な建物の中に小舎型の生活方式を取り入れることを特徴とする

 

平成 元年 4月 ホームステイ制度開始

 

平成 3年 4月 母子生活支援施設「FAH(フレンドシップアジアハウス)こすもす」開設

 

平成1112月 天皇陛下より御下賜金をいただく

 

平成15年 4月 地域交流棟が完成

         学童クラブ「紙ひこうき」開始

 

平成16年 4月 児童家庭支援センター「ファミリーセンター・ヴィオラ」開設

 

平成1710月 木更津市子育て短期支援事業

(ショートステイ・トワイライトステイ事業)開始

 

平成19年 4月 地域小規模児童養護施設「花咲の家」開設

         定員40名から46名に

 

平成2211月 地域小規模児童養護施設「育み」開設

         定員46名から52名に

 

 平成26年4月 全体を国の制度に乗せ小規模化を実施

(地域小規模児童養護施設2箇所、小規模グループケア5箇所)    

 

平成2710月 児童発達支援事業所「結」開設

         児童自立支援ホーム「坂梨ホーム」開設